乱歩の世界の影響と快楽殺人
「乱歩に影響受けた」自殺サイト殺人の前上容疑者インターネットの自殺サイトを利用した連続殺人事件で、逮捕された人材派遣会社契約社員・前上博容疑者(36)が大阪府警の調べに対し、「快楽殺人をテーマにした(推理作家の)江戸川乱歩の小説を中学生のころに何冊も読み、影響を受けた」と供述していることが10日、わかった。
府警は、前上容疑者の心理解明の手がかりになるとみて調べている。(Yahoo!ニュースより)
ネットで自殺サイトの掲示板から自殺志願者を誘い、苦しむ姿を見たかった快楽殺人者の一端が皆間見られる記事です。
江戸川乱歩は『少年探偵シリーズ』を始めとする推理小説の大家です。おいらも小学校の頃、このシリーズを読んでいました。しかも4年の頃です‥今思えばなんてマセガキなんだと自分でも思います。シリーズ以外にもちょっと大人向けのも読んでました。マセガキでエロガキでした。
江戸川乱歩の作品を見ればわかるのですが、雰囲気としては変質者と呼ばれても差し支えない人物を小説に登場させている事がよくあります。陰美な世界、という言葉が最も当てはまるのではないでしょうか。
例えば、監禁事件の王子様が持っていた『エロゲー』や幼女殺人の宮崎が持っていた『ビデオ』のように欲求の元となった品物とは明らかに違います。どちらかと言えば『自殺マニュアル』を読んで自殺する、と言ったような行動の基準として使われたものだと思います。
もし、このニュースで江戸川乱歩の本が撤去される事は筋違いでしかありません。明らかに監禁の王子様のような『エロゲー』とは違うものです。はっきりとしておかなければいけないところではないでしょうか。
欲求の矛先とマニュアルは全然違うものです。

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